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ハッスルに入社して3年。私、志賀の初出張は、なんと、海外。
それもフランスです。昨年11月後半、ニースとパリに出張してきました。
出張のきっかけは、昨秋鎌倉市主催で開かれた、ニース在住の日本人シェフ松嶋さんを招いた食のシンポジウムでした。弊社と共にある事業を行っている方の元へ、シンポジウム内のデモンストレーションで使用する野菜がほしい依頼があったことが始まりでした。
この事業では「鎌倉野菜」を使用した新しい商品の開発を行っています。近頃では、メニューに「鎌倉野菜」と記載している飲食店も増えていますが、明確な基準は特にないのが現状です。1番の特徴は少量多品目で趣向を懲らした野菜が多いということでしょうか。80年以上続く鎌倉農協連即売所では、種類も値段もディスプレイも、各農家さんのオリジナリティがあり、とても面白いです。我々開発チームも、そんな農家さんたちに負けじと、日々飲食店へヒヤリングをするなど研究しています。今回の出張は、大きな転機ともなる出来事となりました。
↑コートダジュールの海岸
ところで、ニースはフランス第5の都市で、地中海・コートダジュールに面するヨーロッパ屈指のリゾート地です。コートダジュール=紺碧海岸と呼ばれる通り、宝石のような引き込まれそうな海の色に、眩しい太陽が照りつける元、赤の瓦にカラフルな家が立ち並ぶ素敵な町です。この町は、鎌倉市の姉妹都市でもあります。海岸沿いの地形は湘南の海にそっくりでした。
↑ニースの市役所
ニースでは、松嶋シェフに、最大限のおもてなしをしていただきました。
見学を希望していたマルシェや農場だけでなく、カット野菜工場、シェフ向けの業務用スーパー、ワイナリーなども案内していただきました。そのほか、モナコのF1レースコースや、農家民泊、県議会議事堂などなども。
↑カット工場の様子
ミシュラン1つ星を持つ彼のお店はお客さんが絶えない人気店でありながら、営業の合間に、松嶋シェフ自ら付きっきりで通訳、紹介、案内をしてくださいました。
ニースには東洋人がほとんどおらず、とりたてて日本人を含む東洋人の扱いが良いわけではないそうですが、シェフの人望はとても厚く、一緒にいるおかげで、現地の方々には笑顔で、隅から隅までレクチャーしてくださいました。案内してくださったカット野菜工場長は、そばで見ていた両親からレクチャーしすぎだと翌日激怒されたそうです。(・・;)
↑本場のマルシェ
最終日のパリでは、パリ郊外で日本野菜を育てている山下さんと会ってお話をしました。とても気さくな方で、スケジュール上訪れることができなかった畑からカブを収穫してきてくださいました。山下さんのカブは、フランスの星付きレストランのシェフが取り合いになるくらい人気だそうです。待ち合わせ場所のフランス料理の老舗店の前で、人目を気にせず全員でカブをまるかじりしたのですが、みずみずしくてほんとに美味しかったです。
まだまだ語りつくせないのですが、この7日間の出張は、半年くらい短期留学したような、中身の濃いものとなりました。事業に関わる成果については、まだ企業秘密(!)なので紹介できませんが、公開できるようになったら、この場でも紹介したいと思います。
出張前は、他の仕事が片付かず何度も断念しそうになったのですが、社内の先輩、上司をはじめ、たくさんの方の後押しされて行くことができました。感謝しています。また主張中は、松嶋さん、山下さんをはじめ、現地の方々のご厚意で、普段見ることができない3つ星レストランの厨房や地下倉庫などにご案内いただき、一生ものとなる体験をたくさんさせていただきました。一緒に出張へ行ったメンバーのみなさん含め、楽しい貴重な日々をありがとうございました!(文:志賀仁美)
鎌倉農協連即売所
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